「重曹は掃除に使えて、とにかく凄い!」…みたいな話をよく聞きますよね?
でも、それって本当の所どうなの?と、疑問に思ったので、実際に自分で試してみました。
その結果を書いてみます。
重曹で油汚れは本当に落ちるのか試してみた結果!
キッチンの油汚れで試してみたのですが…結果はこうなりました。↓
before
after
▼結論
2.でも、量は結構つかいます。
3.それと、洗剤に比べると、割と準備が面倒、手間かかる。
簡単にまとめると、以上の3つです。
↓僕が今回使った重曹。
詳細を見る≫重曹クリーナー1kg
キッチンの油汚れを重曹で落とした手順!(レンジフードのフィルター編)
では、ここからは重曹で油汚れを落とした手順を書いていきます。
実際に僕が掃除した画像を載せながら解説します。
レンジフードフィルターの油汚れを除去していきます
↑上の画像は、レンジフードのフィルターを取り外したモノです。凄い油汚れが付着していますね。
これなら、油汚れの実験材料としては申し分ない感じです。
重曹を振りかけます
↑まず最初に、万遍なく重曹を振りかけていきます。
今回は、お湯に漬けた場合と、お湯に漬けなかった場合の洗浄力の比較もしていきます。
片側だけ、お湯につけます(20分位)
↑先程の状態から、片側だけお湯に漬けてみます。お湯の温度は40℃程が好ましいです。
お湯に漬けると、すぐに汚れが溶けていくのがわかります。一瞬にして、透明だったお湯が油汚れの茶色に染まります。
このまま、20分ほど待ちます。ある程度時間を掛けた方が、油汚れが落ちやすくなります。
20分経ったあと、スポンジで軽く洗います(片側だけ)
↑20分待ってから、お湯に漬けた側だけを軽くスポンジで洗った状態です。(画面左側)
最初の状態に比べると、だいぶ油汚れが落ちているのが確認できます。
しかし、若干ですが、油の膜のようなモノが取り切れていないのが分かります。
お湯を使った側と、使わなかった側の洗浄効果の比較
↑次に、お湯に漬けなかった側もスポンジで洗いました。(画面右側)
こうしてみると、油の膜のようなモノが光っているのが分かります。
やはり、重曹で洗浄する場合は、お湯に漬け置きした方が汚れを取りやすくなるようです。
綺麗になるまで繰り返します。
↑あとは、とにかく油汚れが綺麗に落ちるまで、重曹を使ってスポンジで洗いました。
重曹を振りかけて→お湯かける→スポンジで洗う→重曹を振りかけ…→を繰り返す
といった感じです。
重曹を使っての洗浄完了。
↑キレイになれば、重曹での洗浄完了です。
油汚れがほとんど落ちています。
これで、重曹でも重度の油汚れが落ちる事が確認出来ました!しかし、時間と手間は結構かかります。
まとめ・感想
僕の結論としては、重曹でも油汚れが落ちるのは確認出来ましたが、やっぱり洗剤を使った方が楽だなと思いました。
▼同様の油汚れを洗剤で試してみた結果
掃除にかかる時間的にも、コスパ的にも。重曹は、安いと思われていますが、値段以外の使い勝手とかトータルで考えると、そこまでコスパが良いモノだとは僕は思いません。
そこらへんの話はまた別の記事にでも詳しくまとめようと思います。
重曹掃除の注意事項
重曹には、食品用と掃除用があります。
掃除用の重曹は、食べたりしないようにして下さい。ちなみに、僕が使ったのは掃除用の重曹です。
その他、製品使用上の注意をよく読んで自己責任でお使いください。
使えないモノ
↓重曹が使えないモノ
•漆器
•大理石
•畳
•柔らかい素材のもの
↑重曹はきちんと理解して使えば、それなりに使えると思いますが、世間で言われてるほど掃除に万能では無いので、あまり過剰に期待し過ぎない方が賢明だと思ってます。
特に、トイレ掃除にはあまり重曹は適してないので、使わない方がベターだと思います。トイレ掃除は、トイレ用の洗剤を使うのがベストです。
▼トイレ掃除にオススメの洗剤(クエン酸配合)
クエン酸はトイレ汚れと相性のいい、酸性なので理に適っています。