紀ノ目さんの「エルマン」3話の感想。

「エルマン」の3話は二部構成になっている。
前半はストリムジカが「エルマン」を探して「冒険」している話。

後半はイアリーマリアンヌ「心の交流」の話。

「エルマン」3話 ゼロ空間発生?!宇宙に消えたオイラの家族!(3)を読んでの感想。

前半は宇宙、スピード、冒険!

ムジカの家族「マリアンヌ」を探すため、その居所を突き止めてくれる鍵になるエルマンを探す事になった一向…。

エルマンとは、この作品の題名になっているエルマンだ。なんと、まだこの段階ではエルマンが出てきてないのである…。
この段階では、エルマンは「何か良く分からないけど凄い人!」位の情報しかない。その凄い人エルマンを探して、ストリとムジカは宇宙を探し回る。

ポツッターの情報を頼りに星々を探し回るのだが、中々見つからない……その描写がテンポよく描かれている。

惑星から惑星へ、スピード感ある描写とその合間合間に見える宇宙空間。説明的な文章ではなく、実に漫画的手法でこの世界の広がりを読者に感じさせる事に成功している。
言ってしまえば、前半の構成は「エルマン」を探す事でこの世界の「宇宙」の広がりを読者に体感的に見せているような作りになっている。

スピード感あるコマ割りも、この体感に繋がっている。

後半は心、内面的空間。

前半のスピード感とは変わって後半はゆっくりとした時間を感じさせてくれる作りになっている。
イアリーと名乗る謎の存在が漂っている空間。これは宇宙空間というより、もっと不思議な夢の中のような空間にさえ思える。

その中で友達になってくれるモノを求めるイアリー

そこに突然現れたムジカの消えた家族「マリアンヌ」

ここでも説明的な文章はほとんど無いが、それ故に、僕らはイアリーとマリアンヌの次の会話に(心の交流)関心が向かってしまう。
エルマン探しの冒険と、イアリーとマリアンヌの交流が今後どういったドラマを僕たちに見せてくれるのか?

それでは、「エルマン」4話へと続こう。

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