おおきく振りかぶって by ひぐちアサー良い人間関係が人を成長させる

おおきく振りかぶって オリジナル・サウンドトラック
毎年、夏になると読み返したくなる漫画があります。

それが、球児達の青春を描いた漫画「おおきく振りかぶって」です。

これは甲子園優勝を目指す球児達の漫画ですが、野球だけでなく、実は人間関係の大切さを考えさせてくれる漫画でもあります。

人間関係によって人の役割や、心理面も変わっていくモノなんだとこの漫画は教えてくれます。

野球を通して知る人間関係の大切さ

この漫画の主人公は、ある事がきっかけになり、自分に自信を失っていました。

その主人公が新しい学校、新しい野球チームに入る所から物語は始まります。

認められる事で成長する

人は自分の役割を認められる、肯定される事で成長していく事ができます。

ダメ出しばかりで何も認めてくれない状況と、自分の役割を認めてくれる状況、どちらが積極的に自分のパフォーマンスをだせるでしょうか。

会社の仕事でも、家事の役割分担でも、自分のした結果を認められ、肯定された方が人はよりポジティブに活動していく事ができますよね。

「おおきく振りかぶって」の主人公は、前のチームでは自分の役割を認めて貰えない状況にいましたが、新チームでは自分の役割を認めて貰えるようになりました。

何故新チームで、主人公は認めて貰えるようになったかと言うと、それは、新チームのメンバーが監督も含めて、彼の特性を新しい視点で捉える事ができるメンバー達だったからです。

以前のチームで見落とされていた、又は適正に評価されていなかった部分を、この新チームのメンバーは適正に評価して、新しい視点で活かす事ができたのです。

それにより、主人公は少しづつ自己肯定が出来るようになっていき、新チームの中で野球の選手としても、一人の人間としても成長していきます。

理解される事で成長する

次に、主人公はチームメイトに今迄の葛藤や努力を理解してもらえる場面があります。

認められる事と、理解される事は、一見すると同じような気もしますが、このふたつは微妙にニュアンスが変わってきます。

「認められる」は、あくまでその人の能力や役割について承認される事であり、「理解される」はこの場合、もっとその人の個人的な事情や内面を承認してあげる事と言い換える事ができます。

野球チームの中での仕事、役割を認められ、そして個人的な事情や内面を理解して貰った事により、主人公はより大きくチームの中で成長していきます。

人は仕事や社会での役割を承認されるだけでなく、もっと個人的な内面的な問題も理解して承認される事も必要です。

役割だけでなく、人間的な部分も承認されるといった方が良いかもしれません。

信頼し合える事で成長する

自分の役割を認められる事、そして自分の内面を理解して貰う事、その次に、この漫画では信頼し合える事でまた主人公は成長していきます。

「信頼される」ではなく、「信頼し合える」ことがポイントです。

人から信頼される事も、もちろん大事ですが、それ以上に大事なのは、自分も相手を信頼する事だと思います。

信頼し合うためには、前に書いた、認めることと、理解すること、その両方が必要になってきます。

相手に肯定され、自分も相手を肯定していく、そんな関係性が築けるようになれば、それが人をより成長させてくれる筈です。

この漫画は、その成長の過程が野球を通して上手に表現出来ていると思います。

まとめ

人は良い人間関係によって成長していく事ができる。

そのためには、自分を認めてくれる場所を探すのも大事。

自分も誰かを認めてあげる、理解してあげる人になる事でより成長していく事ができる。

スポンサーリンク