「しみことトモヱ」1話~10話の感想。犬派の僕が猫と暮らしてみたくなる漫画

子供のとき、犬を飼ってからずっと犬派できた僕だが、この漫画を読んで心が揺らいだ。

猫を飼うのも良いかもしれない、自然とそう思わせてくれる漫画。

それがsimicoさんの漫画「しみことトモヱ」だ。

魅力的な猫との暮らし

猫と暮らす、ただそれだけの日常を、とても素敵に魅力的に感じさせてくれる今作。

自然とそう思わせてくれる、今作の魅力について書いてみたい。

オシャレな絵柄

まるで、ファッション雑誌や気の利いた雑貨屋、カフェなどに合いそうな絵柄で描かれている。

オシャレではあるが、お高くとまった様な嫌味はなく、ほのぼのとした親しみやすさを感じさせてくれる絵柄だ。絵柄の親しみやすさも、猫と暮らすこの作品の魅力にもとてもマッチしている。

とてもシンプルな線で猫も人間も描かれていて、色鉛筆やクレヨンで描かれたような若干かすれ気味の線も温かみを感じさせてくれる。

絞った話作り

エッセイ漫画は日常を描くものであるが、日常に起こった事を、ただダラダラと描いていては面白いエッセイ漫画にはならない。

「しみことトモヱ」ではその点、猫との暮らしに絞って描いている事で成功していると思う。

1話で、かいぬしが会社に行く描写が少しだけあるが、職場の深い内容については触れらていない。もし、この作品で、かいぬしの会社の人間関係などに触れた場面が多くなったらどうだろう?

多分それは全く別物のエッセイ漫画になってしまうだろう。この作品がエッセイ漫画として面白いポイントの一つに、描く内容を意識的に絞る、話の引き算が上手く出来ている事も優れたところだ。

二匹の猫と飼い主のほのぼのライフ

猫の「しみこ」と飼い主の「simico」。一人と一匹の暮らしの中に、新しい猫「トモヱ」が加わる事で、日常は更に面白くなる。

新しく家族になった「トモヱ」と「しみこ」は最初、仲が悪い。それを仲良くさせようと試行錯誤していく飼い主のさまが何とも面白く、つい微笑ましく見てしまう。

多頭飼いについてや、ゲージの作り方など、猫の飼い方について楽しみながら学べるのも読んでいてお得な気分にさせてくれる。

猫飼いと犬飼の違い

これは読んでいて思った事だけど、一人暮らしの場合は犬よりも猫の方が一緒に暮らすパートーナーとしては良いのかもしれない。

犬は犬種にもよるんですが、ある程度の散歩量が必要になって来るので、その点、猫の方が散歩量は犬に比べて少なくても済むし、仕事しながら家事などの時間の作り辛い一人暮らしには向いているのかもしれないなと思いました。

まとめ

猫好きな人はもちろん、猫より犬派の人でも楽しんで読める漫画ですね。

エッセイ漫画としても、非常に勉強になる作りになっていて、これからエッセイ漫画を描こうと思ってる人にも参考になる漫画だと思います。


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