漫画のネームに悩んだら僕がしている事(心構え)

漫画制作で一番悩む事の一つがネーム(プロット)ではないでしょうか?
そこで今回は、ネーム作りで悩んだ時に僕がしている事を書いてみようと思います。

目次

  1. 身の回りの人には相談しない
  2. とにかく完成させる
  3. 最後は自分を信じる
  4. まとめ

身の回りの人には相談しない

「良い漫画を描くために多くの人に見て貰って意見を求めましょう。」
そんな事がよく漫画家指南書なんかにも書いてあるんですが、僕はあまりその方法をオススメしません。

特に友達や身の回りの人にアドバイスを求める事は僕はしないです。

感想とアドバイスは別物

友達に自分のネームを読んで貰ったりしてアドバイスを求める。

この一番の欠点は、友達は感想は言えるかもしれないけどその作品の改善点を的確に言える人では無いと言う事です。
例えば、料理を食べて、「美味い」とか「不味い」、「味が濃い」、「見た目が悪い」位の事は感想です。
これ位なら友達や身内でも言えます。

しかし、その改善点を的確に言えるかは別問題です。

「味が濃い」→なら「味を薄めればいい!」

ネームを改善するのは、そんな簡単な問題では無い事がほとんどでしょう。

ですが、友達や身内に相談すると言う事はそういう事です。

(友達や身内が、その手の専門家の場合は別問題ですが…それはかなりのレアケースでしょう。)

そもそもアナタの作品の味方なのか?

これは凄く重要な事だと思いますが、ついつい忘れがちな事です。

それは、その友達や身内がそもそもアナタの作品を好きな人なのか、嫌いな人なのかと言う問題です。

誰にだって自分の好きな作品のジャンルやキャラ、絵柄の好みがあります。

友達だからと言ってその好みがアナタと合うとは限りません。

アナタの作品は基本的に、アナタの作品を好んでくれる人達に届ける事が重要です。

濃い味が好きな人に、薄い味が売りの料理のアドバイスを聞いても、的確な助言が貰えるでしょうか?

これは友達だけではないですが、アナタの作品の良さを理解してくれる人を見極めるのは大事な事です。

とにかく完成させる

僕はネームに悩んだ時はとにかく終わりまで完成させます。
「それが出来ないから悩んでるんだ!」と思う人も居るかもしれませんが、それでも何でも完成させる事をオススメします。

最後まで描く事をスタートラインにする

僕の体験から言うとネームを最後まで描く事を、ゴールだと思うとなかなか進みません。
何故なら、そうすると悩むからです。

悩むのは先が見えない事が原因になってる事がほとんどです。

悩むのではなく、考える事判断をする事が大事です。

そのためにはとにかく完成させる事です。

面白いとか、もっと良い案はないか?とか悩んだ時程とにかく、完成させます!

完成させたら、面白いか?どこを改善すればより面白くなるのか?伝えたいことがメインに伝えられてるか?

そこで考えて判断すれば良いんです!

ネームが最後まで描けてない状態だと、考えて判断する材料がないような状況です。

美味しい卵焼きが作れるか?と何もしないで悩むのではなく。

とりあえず不味くても下手くそでも良いから卵焼きを作りましょう!

そしたら、具体的に次はどうすればもっと良い卵焼きが作れるか考えて判断出来ます。

とりあえず最後まで完成させる事をスタートラインにしましょう!

最後は自分を信じる

何かに迷った時、僕は最後の判断は必ず自分の信じた道を選ぶようにしています。
それはネームでも同じです。

自分の作品に責任を持てるのは自分だけ

大事な事ですが誰も自分の描いた作品に対して責任など取ってはくれません。

僕は過去に色々なアドバイスを求めて漫画を描いてきました。

売れるため、漫画雑誌に連載するため。

そして、最後の最後の判断までもいつの間にか放棄して来ました。

自分が「良い!これが描きたい!」と思った案より、「売れそう」「読者にウケそう」「編集さんが好きそう」「誰かがアドバイスしてくれたから」
などといった他人に判断を任せた道を選択してきました。

その結果、得られたモノはほとんど有りませんでした。

自分が描いたモノが評価されるかどうか?

結局それは誰にも分かりません。発表してみないと分かりません。

誰にも評価されないかもしれないし、沢山の人に評価されるかもしれません。

どんな結果になってもその責任を自分でしっかり取る覚悟が大事だと思います。

自分の作品を自分が面白いと思えるか?

結局自分に出来る事はその都度ベストを尽くして、トライ&エラーを繰り返して以前より良い作品を作る事だけです。

どんなに頑張っても全世界全ての人に自分が望んだような評価を貰える事はおそらくないでしょう。

だとしたら、最後の最後に信じられるのは自分が自分の作品を面白いと思えるか?
それだけだと思います。

なので、最後は自分の判断を信じてネームを完成させるようにしてます。

まとめ

悩むのでは無く、考える判断するをスタートラインにする。そのために、とりあえず最後までネームを描くようにする。

最後まで描いたら改善点を見つけてトライ&エラーを繰り返す。

最後の最後の判断は自分が信じた面白さ、心から伝えたい と思える事を信じて進む。
僕がネームで悩んだ時にしている事はそんな所です。

アナタのネーム作りの参考になれば幸いです。

スポンサーリンク