2018年、春野カズユキの読んで良かった本
2018年は個人的にはVRの年でした。
VRは脳をどう変えるか?
VR(バーチャルリアリティー)の分野に興味のある人は必見の書です。VR初期の話から、VRが今後どういう分野に浸透していき、また新しい分野を作っていくのか?そのヒントが沢山書かれています。特に僕はVRをカウンセリングに使う話などが、とても参考になりました。
2018年、読んで良かったビジネス本
ビジネス本という分け方も難しいのですが、戦略系のヒントが得られるような本をリストアップしてみました。
the four GAFA 四騎士が造り変えた世界
GAFAとは?=Google、アップル、Facebook、Amazonを合わせた造語です。この世界的な大企業4つについて、比較しながら書かれています。それぞれの企業がユーザーの「何を刺激」して、それぞれのジャンルでの覇権を収めるに至ったかなど、かなり詳細に分析されていて、これからのビジネスを考える上で、とても参考になる本です。
ピーター・ティール 世界を手にした「反逆の起業家」の野望
ペイパル創業者の一人ピーター・ティールについて書かれた本。スタートアップ、経営戦略、良い組織作り、イノベーションとは?その辺に関心のある人にはとてもいい本だと思う。
特に印象的だったのは、固いビジネス以上の絆、友情をメンバーと持つことを重要視している姿勢や、市場を独占し競争相手のいないプラットフォームを作る、スピードを重視するなど、考え方の有効性とシンプルさ。かなりヒントが多いです。
2018年、読んで良かった小説
僕は普段から小説は読む方なのだけど、今年はあまり小説を読めませんでした。ただし、今年は読んだ数は少ないけど、心に響く小説に出会えました。その中で、特に強く心に響いた小説2作をノミネートしています。
恋する寄生虫
今年断トツに僕の心に響いた小説。凄く共感できる部分が多かった。この小説のENDをハッピーと思うか?アンハッピーだったと思うか?